「浪費」、「ギャンブル」、「冠婚葬祭」、「転職までの繋ぎ資金」など何かとお金が掛かる世の中。このような時に、キャッシングやリボ払いは、突発的な支出に対処できる救世主と言えるでしょう。
しかしながら、借金が70万円まで増えてしまった人は、借金を返済するために新たな借金をしているケースも少なくないことから、限度額いっぱいまで借り入れを続けてしまい自己破産をしてしまうリスクがあります。
そこで今回は、借金70万円を完済するために必要な期間を金利と返済額からシミュレーションしたいと思います。
借金70万円を仮に金利18%で借入している場合、毎月4万円の返済を続けたとしても21ヶ月程度の期間が必要になります。
当然、21ヶ月もの期間があれば、再び急な出費が発生する可能性が高く、借金を返済するどころか逆に増えてしまう人が非常に多いのが実態です。
もし、今すぐ借金70万円を少しでも減らしたい。と考えているならば「借金減額診断」を活用することで、自分自身の借金がいくらまで減額できる把握することが出来ますので活用してみましょう。
借金70万円の返済シミュレーション
早速、借金70万円を完済するために必要な期間を金利と返済額別にシミュレーションしたいと思います。
今回のシミュレーションでは、一般的に消費者金融から借入した際の相場金利である14%〜18%を基準とします。また、返済額は毎月2万円、3万円、4万円、5万円、6万円の5つのパターンから計算を行います。
借金70万円を金利14%で借り入れした場合の返済期間
返済額(月) | 返済期間 | 返済金額(合計) | 元金-返済総額 |
2万円 | 45ヶ月 | ¥903,000 | ¥-203,000 |
3万円 | 28ヶ月 | ¥824,000 | ¥-124,000 |
4万円 | 20ヶ月 | ¥788,000 | ¥-88,000 |
5万円 | 16ヶ月 | ¥771,000 | ¥-71,000 |
6万円 | 13ヶ月 | ¥758,000 | ¥-58,000 |
*通常消費者金融からの借りれは24ヶ月以内での完済が目安となりますので、借金70万円に対して金利14%で借入する場合は毎月の返済額は4万円程度になると考えましょう。
借金70万円を金利15%で借り入れした場合の返済期間
返済額(月) | 返済期間 | 返済金額(合計) | 元金-返済総額 |
2万円 | 47ヶ月 | ¥929,000 | ¥-229,000 |
3万円 | 28ヶ月 | ¥833,000 | ¥-133,000 |
4万円 | 20ヶ月 | ¥795,000 | ¥-95,000 |
5万円 | 16ヶ月 | ¥776,000 | ¥-76,000 |
6万円 | 13ヶ月 | ¥762,000 | ¥-62,000 |
*通常消費者金融からの借りれは24ヶ月以内での完済が目安となりますので、借金70万円に対して金利15%で借入する場合は毎月の返済額は4万円程度になると考えましょう。
借金70万円を金利16%で借り入れした場合の返済期間
返済額(月) | 返済期間 | 返済金額(合計) | 元金-返済総額 |
2万円 | 48ヶ月 | ¥952,000 | ¥-252,000 |
3万円 | 29ヶ月 | ¥848,000 | ¥-148,000 |
4万円 | 20ヶ月 | ¥802,000 | ¥-102,000 |
5万円 | 16ヶ月 | ¥782,000 | ¥-82,000 |
6万円 | 13ヶ月 | ¥767,000 | ¥-67,000 |
*通常消費者金融からの借りれは24ヶ月以内での完済が目安となりますので、借金70万円に対して金利16%で借入する場合は毎月の返済額は4万円程度になると考えましょう。
借金70万円を金利17%で借り入れした場合の返済期間
返済額(月) | 返済期間 | 返済金額(合計) | 元金-返済総額 |
2万円 | 49ヶ月 | ¥975,000 | ¥-275,000 |
3万円 | 29ヶ月 | ¥858,000 | ¥-158,000 |
4万円 | 21ヶ月 | ¥814,000 | ¥-114,000 |
5万円 | 16ヶ月 | ¥787,000 | ¥-87,000 |
6万円 | 13ヶ月 | ¥771,000 | ¥-71,000 |
*通常消費者金融からの借りれは24ヶ月以内での完済が目安となりますので、借金70万円に対して金利17%で借入する場合は毎月の返済額は4万円程度になると考えましょう。
借金70万円を金利18%で借り入れした場合の返済期間
返済額(月) | 返済期間 | 返済金額(合計) | 元金-返済総額 |
2万円 | 50ヶ月 | ¥1,000,000 | ¥-300,000 |
3万円 | 29ヶ月 | ¥868,000 | ¥-168,000 |
4万円 | 21ヶ月 | ¥821,000 | ¥-121,000 |
5万円 | 16ヶ月 | ¥792,000 | ¥-92,000 |
6万円 | 13ヶ月 | ¥775,000 | ¥-75,000 |
*通常消費者金融からの借りれは24ヶ月以内での完済が目安となりますので、借金70万円に対して金利18%で借入する場合は毎月の返済額は4万円程度になると考えましょう。
借金70万円を完済するため方法
借金70万円の返済が容易ではないことはシミュレーション結果からお分かり頂けたと思います。では、実際に借金70万円をどのように返済するのか?返済方法をお伝えしたいと思います。
借金70万円を完済するポイントは、第一に借金が出来た原因を判明させることが重要です。なぜなら、借金が出来た原因を解決させなければ借金が減ることはなく増え続けてしまうからです。
その上で、1日でも早く借金を完済するために「生活費の見直し」や「副業」を行い支出と収入をコントロールすることが借金完済への一歩と言えるでしょう。
もし、借金の原因が判明しており解決することが難しい場合は、借金が膨れ上がるリスクが高いので、早々に任意整理を行い借金を減額してしまいましょう。
任意整理でいくら借金が減額できるか知りたい人は「借金減額診断」を活用することをおすすめします。
借金が出来てしまった原因を特定する
浪費、ギャンブル、風俗、生活費など人それぞれ借金が出来た原因があると思います。借金が70万円まで膨れてしまった人は、様々な原因が入り混じっている可能性が高いと思いますが、そもそも、初めての借金は何が原因だったのか?を振り返るべきです。
- 生活費の補填で借り入れしたが収入が極端に下がったため返済が出来なくなった
- 借入限度額が増加し収入が増えたと錯覚してしまった
- リボ払いを多用し気が付けば返済不能な状態になった
- ギャンブルに依存し浪費が止められなくなってしまった
- 他人の借金を背負ってしまった
上記のように、根本的な原因を確定させ「生活費の改善」や「副業による収入の確保」で返済できる見込みがある人は、以下の対策で借金70万円の自力返済を目指しましょう。
生活費を削減する
生活費の削減は支出の大きな部分から着手することが重要です。その上で、やはり最も大きな支出と言えるのが「家賃」になりますので、実家に戻ることができる人は速やかに転居しましょう。
上記が難しい場合は、「手放すものを増やす」ことが重要です。
- 車やバイクなど維持費が発生するもの
- 新聞やインターネットサービスなど月額固定の費用が発生するもの
- 三大キャリアの携帯電話(格安スマホに変更)
上記、3点は意識せずに費用が発生するポイントになりますので手放すことが重要です。もちろん、節約中に浪費しては意味がありませんのでお金を使わないことが最も大切になることは言うまでもありません。
副業で収入を確保する
借金70万円の場合は、毎月1万円でも収入が増えれば状況は大きく改善することでしょう。そのため、1万円を稼ぐことが出来る副業を始めるのが有効です。
- ポイントサイトを活用し収入を増やす
- クラウドソーシングで外部の仕事を受ける
- 日雇いバイトで臨時収入を確保する
まずは、本業以外で少しでも収入を得る方法を模索してみましょう。ただし、株やFXは冷静な判断が出来ない状態で行なってしまうと大きく損失を出す可能性がありますので絶対に手を出してはいけません。
借金70万円の返済ができない場合の対処法
「生活費の見直しだけでは限界がある」「副業禁止だからそもそも収入が増やせない」という人は、債務整理の1種である「任意整理」を検討することになります。
任意整理は、弁護士や司法書士があなたの代理人となり、債権者と「将来利息のカット」や「過払い金請求」などを行い借金を減額させる手法になります。
任意整理は弁護士や司法書士があなたの「代理人」になり債権者と交渉をしてくれますので、任意整理を依頼するだけで、全ての手続きは法律事務所が行なってくれます。すなわち、あなた(債務者)は何もせずに借金が減額されるのです。
また、任意整理は家族や職場にもバレにくいことから会社員、公務員、主婦など借金をしている事実を隠したい人の利用者が多いのも特徴と言えます。
デメリットは、ブラックリストに3年〜5年掲載されることから、一定期間はクレジットカードや住宅ローンの契約が出来なくなります。それでも、ぶくぶくと膨れ上がる借金が返済可能な水準まで減額できることは非常にメリットがある制度と言えます。
とは言え、弁護士や司法書士に相談する前に、「実際に減額できる金額を知りたい。」という人も多いことでしょう。その際、「借金減額診断」を活用することで減額できる金額を事前に把握することが可能です。
借金70万円でも債務整理の相談ができる法律事務所
「借金70万円でも弁護士や司法書士に相談して良いのだろうか?」「債務整理の相談をしたいけど費用は発生するの?」など法律事務所に相談するにも不安は付き物でしょう。
そこで、借金70万円でも「無料」で「親身」に債務整理の相談を受付してくれる弁護士事務所と司法書士事務所をご紹介したいと思います。
ここで紹介する任意整理におすすめな弁護士事務所と司法書士事務所のランキングは「2019年版|任意整理におすすめな弁護士と司法書士事務所16選」でもご紹介しております。
1位.弁護士法人東京ロータス法律事務所
- 全国対応が可能で出張もしてくれる
- 土日や夜間も無料相談に対応してくれる
- 債務整理の料金は相場より低く後払いも可能
- 匿名相談にもメールや電話で対応してくれる
- 岡田代表弁護士が率先して対応をしてくれる
料金項目 | 金額 | 相場 |
相談料 | 0円 | 5,000円/30分 |
着手金 | 20,000円/件 | 30,000円/件 |
報奨金 | 20,000円/件 | 20,000円/件 |
減額報酬 | 10% | 10% |
過払金報酬 | 回収額の20% | 回収額の20% |
その他 | 諸費用5,000円/件 | 諸費用20,000円/件 |
弁護士法人東京ロータス法律事務所は相場よりも料金が「安さ」と「出張対応」という点が注目のポイントと言えます。
まず、任意整理の相談は初回無料で対応をしてくれますので、「任意整理って具体的にどのようなことをしてくれるのだろう?」と疑問に感じている人でも気軽に相談をすることが可能になります。
着手金は相場が3万円/社なのに対して2万円/社となっております。複数の会社から借り入れしている人にとっては料金が大きく変動する要素にもなりますので重要なポイントです。
また、忘れがちな料金としては「諸費用」になります。諸費用とは事務手数料など手続きに必要な費用になりますが相場は1社2万円前後と決して安い金額ではありません。その点、弁護士法人東京ロータス法律事務所は5,000円/件で対応してくれることから良心的であると言えます。
次に、弁護士法人東京ロータス法律事務所の「全国対応」は名ばかりではなく実際に北海道から沖縄まで相談所の元へ出張してくれる点も非常に評価ができます。
債務整理は債務額だけでなく債務者の状況に応じて柔軟に対応する必要がありますので、実績のある弁護士に直接相談(無料)ができるのはメリットと言えます。
昭和41年から債務整理を中心に弁護士業を続けられるのも信頼と実績があるからこそと言えます。料金も相場よりお得であることからまずは問い合わせから行なってみましょう。
弁護士法人東京ロータス法律事務所の口コミ
2位.弁護士法人ひばり法律事務所
- 24時間メール相談を受け付けている
- 契約するまでは何度でも相談が無料
- 債務整理の料金がやや安い
- 分割払いに対応している
- 全国対応が可能で出張もしてくれる
料金項目 | 金額 | 相場 |
相談料 | 0円 | 5,000円/30分 |
着手金 | 20,000円/件 | 30,000円/件 |
報奨金 | 20,000円/件 | 20,000円/件 |
減額報酬 | 10% | 10% |
過払金報酬 | 回収額の20% | 回収額の20% |
その他 | 別途事務手数料あり | 諸費用20,000円/件 |
弁護士法人ひばり法律事務所は、東大法学部を卒業した名村弁護士が代表を務めており、この道25年の実績を有するベテラン弁護士事務所になります。
任意整理の料金は、着手金と報奨金が2万円、減額報酬が10%とほぼ相場並みの価格設定になっております。支払い方法は分割払いに対応していることからお手元に現金がない人でも契約することが可能です。
もちろん、契約前の相談は無料で対応してくれますし、全国に出張対応もしてくれるのでお住いの地域に関係なく依頼ができるでしょう。
代表弁護士1名と4名の事務員で運営される同事務所は、決して大きな事務所とは言えませんが、土日も予約することで対面相談を受付してくれるなど柔軟性が高い点も非常に評価が出来ます。
弁護士法人ひばり法律事務所の口コミ
120万円の借金が0円になり過払金310万円が返還されました
株とFXでコツコツ資産を増やそう。と、素人ながらに投資を行なっていましたが、結果は惨敗し見事に借金を抱えてしまいました。
借金は3社から借り入れをしており、取引期間はA社12年、B社6年、C社9年まで長引いていました。
とは言え、A社とB社はなんとか自力で完済することが出来たので、残りはC社の120万円の借金だけ。という状況でしたが、勤め先の業績が悪化しボーナスと給与が大幅カット。
返済が難しい状態になり弁護士法人ひばり法律事務所に相談をしました。
結果、A社250万円、B社20万円、C社40万の合計310万円も過払い金を返還してもらうことに成功しC社の借金も完済することが出来ました。
3位.ウイズユー司法書士事務所
- 365日24時間無料相談を受付している
- 着手金と減額報酬が完全無料
- 分割後払いが可能
- 家族にバレずに任意整理が可能
- 全国対応可能なのでエリアの制限がない
料金項目 | 金額 | 相場 |
相談料 | 0円 | 5,000円/30分 |
着手金 | 0円/件 | 30,000円/件 |
報奨金 | 50,000円/件 | 20,000円/件 |
減額報酬 | 0円 | 10% |
過払金報酬 | 回収額の20% | 回収額の20% |
その他 | 諸費用0円 | 諸費用20,000円/件 |
ウイズユー司法書士事務所は「着手金と報奨金が完全無料の低価格水準に加え明瞭会計」という点が注目のポイントと言えます。
まず、任意整理の無料相談は、24時間365日体制で受付をしておりますので、朝でも夜でも利用者の都合に合わせて連絡することが可能になります。
加えて、「着手金」と「減額報酬」が0円であることから、1社あたり50,000円以外の費用が発生しない点も非常に魅力的でしょう。報酬は分割後払いが可能になりますので初期費用が準備できない人でも問題はありません。
また、任意整理は債務整理の中でも家族にバレにくい点から多くの人が利用している側面があります。
ただし、配慮に欠ける法律事務所は自宅宛に書類を郵送したり利用者の都合を無視した時間に電話を掛けたりしてしまい家族にバレるようなケースも少なくありません。
その点、ウイズユー司法書士事務所は、家族にバレないように徹底した配慮を行なってくれる点も魅力的である。と言えます。
応対も非常に親切丁寧で分かりやすい説明を心がけているウイズユー司法書士事務所は、任意整理を依頼することに不安を感じる人でも安心して依頼ができるでしょう。
ウイズユー司法書士事務所の口コミ
風俗が原因で借金80万円を抱えてしまいました。
子供が産まれたことをきっかけに夜の生活がほぼ無くなり、借金をしてまで風俗に通うようになりました。
当然、借金をしていることも風俗に通っていることも妻に絶対にバレる訳にはいかなかったのですが、なかなか借金が減らない状況から不安と焦りを覚えるようになりました。
そこで、ウイズユー司法書士事務所に相談をしたところ、家族にバレずに借金を減額するなら任意整理が良い。という提案を受け契約をさせて頂きました。
結果的に過払い金も含め80万円の借金は55万円まで減額することが出来ました。加えて、毎月の返済3万円が1万円で済むようになったことで生活にも余裕が生まれたのです。
まとめ
借金70万円を完済するために必要な期間を金利と返済額からシミュレーションさせて頂きました。
結論、借金70万円に対し毎月4万の返済をした場合、完済できるまでに必要な期間は21ヶ月程度となります。従って、多くの人は完済するどころか逆に借金が増えてしまう可能性が高いと言えます。
そのため、早めに弁護士または司法書士に相談することが得策と言えるでしょう。また、「任意整理でいくら借金が減額されるのか知りたい」という人は「借金減額診断」を活用してみましょう。
岡田弁護士の尽力で主人にバレずに過払い金請求ができました
クレジットカード会社や消費者金融など3社80万円の借金を抱えていました。
主人には内緒の借金でもあったので家族バレないように借金を減額できないかと岡田弁護士に相談した結果、過払い金の返還もあり借金が20万円まで減額されました。
書類の郵送も局留めにしてくれるなどの配慮もあり家族にバレずに借金の返済が出来そうです。