任意整理の体験談|借金200万円を抱えるギャンブル中毒の38歳男性

任意整理

全国320の法律事務所を徹底比較

この記事は、借金を200万円も抱えてしまい返済で首が回らなくなった村尾さん(仮名)からお話をお伺いし執筆をさせていただいております。

村尾さんは38歳の会社員ではありますが、20代の頃からギャンブルにハマってしまいました。初めはパチンコとスロットが中心でしたが、気がつけば競馬、競艇から年に1回の海外カジノまでギャンブル三昧だったようです。

ギャンブルが辞められませんでした…自分でもいい加減分かっているのですが、欲望が抑えられないのです。完全に病気だと思います。結局、韓国のカジノに行く前にまとめて50万円借り入れしたことが決め手となり返済が出来ない状態に…」

そう語る村尾さんの借金は最も多い時で200万円まで膨れ上がり、最終的には返済が出来なくなってしまったようです。今回は村尾さんが抱える借金200万円を任意整理を活用し減額に成功した体験談をお伝えしたいと思います。

任意整理で必ず相談したい法律事務所TOP3

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債務整理の実績が豊富で費用が安い法律事務所。全国に出張対応してくれるため遠方にお住いの人でも対面相談が可能。契約前の相談は何度でも無料なので安心して問い合わせが可能。

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アットホームな法律事務所ですが、東大出身のベテラン弁護士が債務整理の相談に無料で対応してくれる。ロータス同様に全国へ出張を行なってくれることから遠方にお住いでも問題なく対応が可能。

何度でも相談無料・分割後払い・夜間対応可能・休日対応可能・実績豊富・着手金無料・減額報酬無料

債務整理の相談は何度でも無料で着手金、減額報酬も0円の司法書士事務所。報奨金として1社5万円の費用は発生するが、分割後払いが可能になるので初期費用が準備出来なくても対応可能。全国対応が可能なため遠方にお住いでも対応可能。

借金200万円の状態

村尾さんの借金は合計7社から総額200万円の借金をしている状態でした。

借入先 借り入れ金額
消費者金融A社 30万円
消費者金融B社 40万円
消費者金融C社 50万円
消費者金融D社 20万円
消費者金融E社 20万円
銀行系クレジットカード会社 30万円
通販系クレジットカード会社 10万円
合計 200万円

毎月の返済額は7万円でしたが、手取り収入31万円の村尾さんにとっては非常に厳しい返済額でした。と言うのも、ギャンブルに使えるお金を確保しておかないと安定した精神状態ではいられなかったからです。

結局、借金は減るどころか徐々に増えて行く一方の村尾さんですが、このまま借金を続けていてもいずれ破産することは分かっていました。

そのため、ギャンブル依存症の治療を行う施設に通うことも視野に入れた村尾さんですが、その前に借金の返済が必要です。

正直、自己破産をすれば”なんとかなる”と考えていましたが、会社員ですし周りの評価や家族に迷惑を掛けたくなかったので抵抗はありました…

任意整理で借金200万円の減額を決意

自己破産を意識し始めた村尾さんは、インターネットで自己破産にどのようなデメリットがあるのか?色々と調べていましたた。

結論を先に言えば、ギャンブルの借金は自己破産が出来ない可能性もある。ということを知りました。もし自己破産が出来なかったら自分はどうやって借金を返済したら良いのか検討も付かず途方に暮れていました…

なんとか解決策を探さなければならない」と検索を続けた結果、「そもそも自己破産は債務整理の1種であり、他にも任意整理という方法がある」と言うことを知ったのでした。

任意整理の特徴

  • 裁判所を介在させないため官報などに掲載されない(身バレのリスクが低い)
  • 弁護士または司法書士に依頼すれば後は任せておくだけで大丈夫
  • 専門家と契約すれば督促や支払いが任意整理前に停止される
  • 任意整理する債務を選択することができる
  • ブラックリストの期間は5年間で済む

任意整理はギャンブルの借金も減額できる可能性があることに魅力を感じました。」そう語る村尾さんは、早速、任意整理が得意な法律事務所を探すことにしました。

任意整理が得意な法律事務所を探す

任意整理が出来る法律事務所を探す村尾さんですが、「そもそも弁護士と司法書士のどちらに依頼すれば良いのか?」「どのようにして法律事務所を選定したら良いのか?」という疑問が出てきました。

司法書士は1社140万円以上の借金を抱える場合は契約できない

弁護士と司法書士の違いを調べていくと、司法書士は「1社140万円までの借金しか契約することが出来ない点」と「訴訟代理権は簡易裁判所までしか有しいないため地方裁判所は対応できない点」が弁護士との違いであることが分かりました。

まず、1社140万円までの借金。という点においては、最も借り入れしている消費者金融C社が50万円であったことから問題ないことが判明しました。(複数社の合計が140万円を超える分には問題ない

次に、訴訟代理権については、万が一に備えて弁護士の方が理想であることは理解しつつも、頻繁に発生する訳でもないことから、弁護士も司法書士も含めて検討することを決めました。

任意整理を得意とする法律事務所の選び方

次に、弁護士と司法書士をどのような基準で選ぶのか?これについては以下の5つの基準をベースにする。と言う情報がありました。

任意整理を得意にする法律事務所の選び方

  1. 無料相談に対応していること(複数社を比較するため)
  2. 料金が相場より安く見積もりを提示してくれること
  3. 実績が豊富にあること
  4. 営業時間が柔軟であること
  5. 全国から任意整理の案件を受付していること

上記の条件を満たす法律事務所を複数比較することが重要である」と聞いた村尾さんは、複数の法律事務所から10社を抽出し比較を行なったようです。

地域別の法律事務所を探す

北海道・東北地方 北海道青森岩手秋田宮城山形福島
関東 東京埼玉神奈川千葉茨城栃木群馬
北陸・甲信越 新潟山梨長野石川富山福井
東海 愛知静岡岐阜三重
関西 大阪京都奈良兵庫滋賀和歌山
中国・四国 広島岡山山口鳥取島根香川徳島愛媛高知
九州 福岡熊本大分宮崎佐賀長崎鹿児島沖縄

任意整理の費用を用意できない

問い合わせを行う際に、村尾さんが抱える悩みはもう1つありました。相場よりも料金が安い法律事務所を見つけることを前提にしながらも「そもそもお金がないので任意整理の費用が用意できない…」という点でした。

一般的に任意整理を法律事務所に依頼する場合、以下が相場費用であることが分かっていたためです。

任意整理の費用相場

  • 相談料:0円(事務所によっては30分5,000円)
  • 着手金:20,000円/社〜40,000円/社
  • 報奨金:20,000円/社〜40,000円/社
  • 減額報酬:減額できた金額に対して10%
  • 過払い金報酬:返還できた金額に対して20%
  • その他実費:実費分〜3万円/社

村尾さんの場合は、7社から借り入れをしているため、着手金だけでも14万〜28万円の費用が発生します。

さらに報奨金も14万〜28万円、130万円減額できたと仮定すると減額報酬は13万円も発生することから総額で45万円〜70万円程度の費用は見積もっておく必要がありました。

これだけの金額は到底準備できない…」そう考え、結局、任意整理を依頼することが出来ないのか。と落胆する村尾さんでしたが、専門家の費用は「分割払いまたは後払いが可能な事務所も多い」という事実を知りました。

また、料金体系も着手金、報奨金、減額報酬のいずれかが無料となる法律事務所も少なからずあることを知りました。

任意整理の費用を比較

ここで、複数の法律事務所の料金体系を調べて費用比較をした村尾さんの計算表を公開したいと思います。減額できる金額は、村尾さんが借金完済の目処が立つ70万円(130万円の減額)で仮定したようです。

また、抽出した法律事務所は全て分割払いもしくは後払いが可能な法律事務所だけを選定しています。

法律事務所一覧 専門 着手金 報奨金
減額報酬 その他 合計
アース司法書士事務所 司法書士  ¥189,000 ¥0 ¥0 ¥0 ¥189,000
 新大阪法務司法書士事務所 司法書士
 ¥0  ¥140,000  ¥130,000 ¥0 ¥270,000
 はたの法務事務所 司法書士
 ¥140,000 ¥0  ¥130,000 ¥0 ¥270,000
 司法書士法人みつ葉グループ 司法書士
 ¥350,000 ¥0 ¥0 ¥50,000 ¥400,000
弁護士法人アドバンス 弁護士 ¥280,000 ¥0 ¥130,000 ¥0 ¥410,000
アース法律事務所 弁護士
¥140,000 ¥140,000 ¥140,400 ¥3,000 ¥423,400
弁護士法人東京ロータス法律事務所 弁護士
¥140,000
¥140,000
¥130,000
¥35,000
¥445,000
イストワール法律事務所
弁護士
¥210,000
¥112,000
¥123,500
¥0
¥445,000
弁護士法人ひばり法律事務所 弁護士
¥175,000 ¥140,000 ¥130,000 ¥35,000 ¥480,000
弁護士法人サンク総合法律事務所 弁護士
¥348,600 ¥133,000 ¥130,000 ¥0 ¥611,600

費用比較の一覧表を確認すると一目瞭然ですが、司法書士が上位を独占しており、最も安い金額で18.9万円、最も高い金額で60万円と3倍近くの価格差があるのです。

この一覧表を作成したことをきっかけに、費用が安い「アース司法書士事務所」と「新大阪法務法律事務所」の2社と弁護士で最も料金が安い「弁護士法人アドバンス」と「弁護士法人東京ロータス法律事務所」の2社に任意整理の相談を行いました。

結果的に、後払い対応が可能で全国出張を行ってくれる「弁護士法人東京ロータス法律事務所」と契約した村尾さんですが、他の3社も非常に対応が良くどこと契約するかは悩ましいポイントであった。とのことです。

村尾さんが選んだ法律事務所.弁護士法人東京ロータス法律事務所

  • 全国対応が可能で出張もしてくれる
  • 土日や夜間も無料相談に対応してくれる
  • 債務整理の料金は相場より低く後払いも可能
  • 匿名相談にもメールや電話で対応してくれる
  • 岡田代表弁護士が率先して対応をしてくれる
債務整理 着手金 報奨金 減額報酬
任意整理 2万円/件 2万円/件 10%
個人再生 30万円 30万円 0円
自己破産 20万円 20万円 0円
過払い金 0円 0円 交渉:回収額20%
訴訟:回収額25%

※任意整理:事務手数料5,000円/件が発生
※個人再生:事務手数料50,000円/件が発生、住宅ローン特則がある場合は10万円加算
※自己破産:事務手数料50,000円/件が発生、管財事件の場合は20万円〜
※過払い金:別途実費が発生する可能性あり

借金の督促と支払いが停止

弁護士法人東京ロータス法律事務所と無事に契約した村尾さんですが、土曜日にも関わらず村尾さんの最寄り駅まで無料で出張してくれた点は非常に助かったようです。

日中は仕事をしているのでなかなか時間が作れません、さらに言えば勤務中に弁護士から連絡が来ることに抵抗があったので土曜日に対応してもらえたのは非常に助かりました。

そして、弁護士法人東京ロータス法律事務所から確認されたことは、「毎月いくらなら借金の返済ができるか?」という点でした。村尾さんは毎月7万円近くの返済を行なっておりましたが、これが厳しかったので、半分の毎月3.5万円程度の返済は可能であることを伝えました。

この後、弁護士法人東京ロータス法律事務所は利息の引き直し計算や過払い金の有無などを調査してくれ、早速、任意整理に着手してくれました。
*分割払いのみの法律事務所の場合は、債権者から督促を停止させた後に、これまで返済していた金額を専門家の報酬として分割で納付する必要があります。

任意整理の成功と返済開始

その後、8ヶ月間は何も連絡がないまま時だけが過ぎていきました。少し不安にもなりましたが、実績が豊富な法律事務所でもありましたのでそこまで疑心暗鬼にはならなかったようです。

そして、弁護士法人東京ロータス法律事務所から連絡が入ります。内容は、「任意整理が完了し債権者である7社と全て和解が成立したため借金が減額される」とのこと。

内訳は以下の通りです。

借入先 借り入れ金額 任意整理後
消費者金融A社 30万円 15万円
消費者金融B社 40万円 10万円
消費者金融C社 50万円 20万円
消費者金融D社 20万円 10万円
消費者金融E社 20万円 5万円
銀行系クレジットカード会社 30万円 5万円
通販系クレジットカード会社 10万円 5万円
合計 200万円 70万円

総額130万円の減額に成功した村尾さんは毎月3万円の返済で3年(専門家報酬も含めて)の完済計画を立てることに弁護士法人東京ロータス法律事務所と合意しました。

これなら無理なく継続的に返済ができることから状況は一変し、村尾さんの心にも非常にゆとりが生まれました。これも弁護士法人東京ロータス法律事務所のおかげと言えるでしょう。

まとめ

任意整理の体験談をお伝えさせていただきました。

今回の任意整理では200万円の借金を130万円も減額させ無事に返済が可能な状態にすることができました。現在も村尾さんは、借金完済に向けて日々返済を続けております。同時に、ギャンブルを克服するために通院もしているとのことです。

最後に村尾さんより頂いた言葉は「ギャンブルで勝つことは絶対にありません。僕みたいに借金がここまで膨れがある前に早めに抜け出すことが重要です。もし、すでに借金を抱えており返済が難しい場合は、すぐにでも法律事務所に相談した方が良いと思います。」とのことでした。

その際は、自分に合った法律事務所を見つけることが非常に重要である。と言えます。

そのため、任意整理を検討している人は「全国320社を徹底比較!任意整理におすすめな弁護士と司法書士ランキング」をご参照頂き、複数の専門家を比較するようにしましょう。

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