任意整理の体験談|教育費と介護費で借金300万円を抱える40代夫婦

任意整理

この記事は、借金を300万円も抱えてしまい返済で首が回らなくなった田中さん夫婦(仮名)からお話をお伺いし執筆をさせていただいております。

田中さんは夫婦は44歳ご主人、42歳奥様、17歳長男、14歳長女、71歳の母(祖母)の5人家族になります。

以前は、ご主人と奥様が共働きであったことからそこまで生活に困窮している状態ではなかったのですが、母(祖母)の認知症が悪化し介護が必要な状態となり奥様は仕事を辞めることになりました。

世帯年収は120万円ほど下がってしまいました。一方で介護費に加え、長男と長女は受験に向けて学習塾に通い始めたこともあり年間の支出は100万円増加。トータルで220万円も支出が増加しました。貯金が消え家計が回らなくなったのもこと時です…

そう語る田中さんの借金は最も多い時で300万円まで膨れ上がり、最終的には返済が出来なくなってしまったようです。今回は田中さんが抱える借金300万円を任意整理を活用し減額に成功した体験談をお伝えしたいと思います。

借金300万円の状態

田中さんは合計6社から総額300万円の借金をしている状態でした。

借入先 借り入れ金額
消費者金融A社 30万円
消費者金融B社 50万円
消費者金融C社 50万円
消費者金融D社 100万円
銀行系クレジットカード会社 40万円
通販系クレジットカード会社 30万円
合計 300万円

毎月の返済額は12万円でしたが、手取り収入42万円の田中さんにとっては非常に厳しい返済額でした。

毎月の介護費、学費、住宅ローン、自動車ローンを加算すると30万円、これに返済12万円を足すと42万円になります。こうなると、生活費分が全て赤字になるのです。ボーナス分はプラスに転じますが、毎月の収支がマイナスであることに焦りがありました。

そう語る田中さんですが不幸は続きます。お勤めの会社の業績が悪化しボーナス支給額が大幅にダウンしてしまったのです。これによって、毎月の赤字をボーナスで埋めることが出来なくなりました。

さらに、現在の年収では借り入れ上限に達してしまい新規の借金が出来ない状態になっていたのです。

選択肢は2つありました…闇金から借金をするか?債務整理をして生活を立て直すか?

任意整理で借金300万円の減額を決意

闇金に手を出せば破滅の道を歩むことになる。しかしながら、まさか自分が債務整理するなんて信じられない…周囲の反応やそもそも自分のプライドが許してくれない…

元々、中堅企業の課長として堅実な道を歩む田中さんにとって、自分自身が債務整理をする。という事実を受け入れることが出来なかったのも無理はありません。

しかしながら、このまま闇金に手を出してしまえば、子供の進学も叶えてあげることが出来ない。そう考えた田中さんは意を決して債務整理を行う決断をします。

その際、最もリスクが低く周囲にバレにくい任意整理を選択しました。

任意整理の特徴

  • 裁判所を介在させないため官報などに掲載されない(身バレのリスクが低い)
  • 弁護士または司法書士に依頼すれば後は任せておくだけで大丈夫
  • 専門家と契約すれば督促や支払いが任意整理前に停止される
  • 任意整理する債務を選択することができる
  • ブラックリストの期間は5年間で済む

任意整理であれば周囲にバレることもなく借金が減額できると思いました。妻には相談しましたが、子供達には絶対に知られたくないので任意整理しかないと思いました。」そう語る田中さんは、早速、任意整理が得意な法律事務所を探すことにしました。

任意整理が得意な法律事務所を探す

任意整理が出来る法律事務所を探す田中さんですが、「そもそも弁護士と司法書士のどちらに依頼すれば良いのか?」「どのようにして法律事務所を選定したら良いのか?」という疑問が出てきました。

司法書士は1社140万円以上の借金を抱える場合は契約できない

弁護士と司法書士の違いを調べていくと、司法書士は「1社140万円までの借金しか契約することが出来ない点」と「訴訟代理権は簡易裁判所までしか有しいないため地方裁判所は対応できない点」が弁護士との違いであることが分かりました。

まず、1社140万円までの借金。という点においては、最も借り入れしている消費者金融D社が100万円であったことから問題ないことが判明しました。(複数社の合計が140万円を超える分には問題ない

次に、訴訟代理権については、万が一に備えて弁護士の方が理想であることは理解しつつも、頻繁に発生する訳でもないことから、弁護士も司法書士も含めて検討することを決めました。

任意整理を得意とする法律事務所の選び方

次に、弁護士と司法書士をどのような基準で選ぶのか?これについては以下の5つの基準をベースにする。と言う情報がありました。

任意整理を得意にする法律事務所の選び方

  1. 無料相談に対応していること(複数社を比較するため)
  2. 料金が相場より安く見積もりを提示してくれること
  3. 実績が豊富にあること
  4. 営業時間が柔軟であること
  5. 全国から任意整理の案件を受付していること

上記の条件を満たす法律事務所を複数比較することが重要である」と聞いた田中さんは、複数の法律事務所から10社を抽出し比較を行なったようです。

地域別の法律事務所を探す

北海道・東北地方 北海道青森岩手秋田宮城山形福島
関東 東京埼玉神奈川千葉茨城栃木群馬
北陸・甲信越 新潟山梨長野石川富山福井
東海 愛知静岡岐阜三重
関西 大阪京都奈良兵庫滋賀和歌山
中国・四国 広島岡山山口鳥取島根香川徳島愛媛高知
九州 福岡熊本大分宮崎佐賀長崎鹿児島沖縄

任意整理の費用を用意できない

問い合わせを行う際に、田中さんが抱える悩みはもう1つありました。相場よりも料金が安い法律事務所を見つけることを前提にしながらも「まとまったお金を準備するほど余裕はない」という点でした。

一般的に任意整理を法律事務所に依頼する場合、以下が相場費用であることが分かっていたためです。

任意整理の費用相場

  • 相談料:0円(事務所によっては30分5,000円)
  • 着手金:20,000円/社〜40,000円/社
  • 報奨金:20,000円/社〜40,000円/社
  • 減額報酬:減額できた金額に対して10%
  • 過払い金報酬:返還できた金額に対して20%
  • その他実費:実費分〜3万円/社

田中さんの場合は、6社から借り入れをしているため、着手金だけでも12万〜24万円の費用が発生します。

さらに報奨金も12万〜24万円、200万円減額できたと仮定すると減額報酬は20万円も発生することから総額で45万円〜65万円程度の費用は見積もっておく必要がありました。

費用が貯まるまで任意整理が出来ないのか…」そう考え、結局、任意整理を依頼することが出来ないのか。と落胆する田中さんでしたが、専門家の費用は「分割払いまたは後払いが可能な事務所も多い」という事実を知りました。

また、料金体系も着手金、報奨金、減額報酬のいずれかが無料となる法律事務所も少なからずあることを知りました。

任意整理の費用を比較

ここで、複数の法律事務所の料金体系を調べて費用比較をした田中さんの計算表を公開したいと思います。減額できる金額は、田中さんが借金完済の目処が立つ100万円(200万円の減額)で仮定したようです。

また、抽出した法律事務所は全て分割払いもしくは後払いが可能な法律事務所だけを選定しています。

法律事務所一覧 専門 着手金 報奨金
減額報酬 その他 合計
アース司法書士事務所 司法書士  ¥162,000 ¥0 ¥0 ¥0 ¥162,000
 新大阪法務司法書士事務所 司法書士
 ¥0  ¥120,000  ¥200,000 ¥0 ¥320,000
 はたの法務事務所 司法書士
 ¥120,000 ¥0  ¥200,000 ¥0 ¥320,000
 司法書士法人みつ葉グループ
司法書士
¥300,000
¥0
¥0
¥50,000
¥350,000
弁護士法人アドバンス 弁護士
¥240,000 ¥0
¥200,000
¥0
¥440,000
アース法律事務所 弁護士
¥120,000 ¥120,000
¥216,000
¥3,000
¥459,000
イストワール法律事務所 弁護士
¥180,000 ¥96,000
¥190,500
¥0
¥466,000
弁護士法人東京ロータス法律事務所 弁護士
 ¥120,000 ¥120,000 ¥200,000 ¥30,000 ¥470,000
名村法律事務所 弁護士
¥150,000 ¥120,000 ¥200,000 ¥30,000 ¥500,000
弁護士法人サンク総合法律事務所 弁護士
¥298,800 ¥114,000 ¥200,000 ¥0 ¥612,800

費用比較の一覧表を確認すると一目瞭然ですが、司法書士が上位を独占しており、最も安い金額で16.2万円、最も高い金額で60万円と3倍近くの価格差があるのです。

この一覧表を作成したことをきっかけに、費用が安い法律事務所「アース司法書士事務所」に相談を行いました。

とは言え、田中さんにとっては、「とにかく借金を減額できることが最優先」であったことから月間600件の債務整理に対応している「弁護士法人サンク総合法律事務所」にも相談をしました。

結果的に、実績重視の田中さんは「弁護士法人サンク総合法律事務所」と契約したすることにしましたが、アース司法書士事務所も非常に対応が良く悩ましいポイントであった。とのことです。

田中さんが選んだ法律事務所.弁護士法人サンク総合法律事務所

  • 月600件以上の債務整理の相談を対応
  • 24時間365日受付で借金相談が可能
  • 費用の分割払いが可能なため安心
  • 督促を相談後すぐに止めてくれる
  • 全国対応可能なのでエリアの制限がない
債務整理 着手金 報奨金 減額報酬
任意整理 4.98万円/件 1.98万円/件 10%
個人再生 40万円 10万円 0円
自己破産 同時:30万円
管財:40万円
同時:10万円
管財:10万円
0円
過払い金 0円 1.98万円 交渉:回収額20%
訴訟:回収額25%

※任意整理:事務手数料が別途発生する可能性あり
※個人再生:別途実費が発生する可能性あり、住宅ローン特則がある場合は10万円加算
※自己破産:管財事件の場合は管財人報酬が別途発生
※過払い金:別途実費が発生する可能性あり

借金の督促と支払いが停止

弁護士法人サンク総合法律事務所と無事に契約した田中さんですが「休日も予約をすることで対応してくれたのは良かった。」とのことでした。

平日は会社員であるため私用の電話に出るのは非常に難しい状況にあります。部下の手前もありますし下手な行動が出来ないので土日にしっかりと相談できるのは大変助かりました。

そして、弁護士法人サンク総合法律事務所から確認されたことは、「毎月いくらなら借金の返済ができるか?」という点でした。田中さんは毎月12万円近くの返済を行なっておりましたが、これが厳しかったので、毎月6万円程度の返済は可能であることを伝えました。

その後、弁護士法人サンク総合法律事務所は、債権者6社に対して「受任通知」を即座に送付してくれたことで借金の督促や支払いが停止することになります。

任意整理を法律事務所に依頼すると借金の督促や支払いが停止される。という話は聞いていましたが、弁護士法人サンク総合法律事務所は即日対応してくれた点に驚きました。

そして、弁護士法人サンク総合法律事務所は分割払いが必要となることから、停止した支払い分から毎月専門家報酬を支払い、無事に任意整理の着手に至りました。

任意整理の成功と返済開始

その後、8ヶ月間は何も連絡がないまま時間だけが過ぎていきました。少し不安になった田中さんですが、月間600件の債務整理を取り扱う人気の弁護士事務所であることから信じて待機をしていたようです。

そして、弁護士法人サンク総合法律事務所から連絡が入ります。内容は、「任意整理が完了し債権者である6社と全て和解が成立したため借金が減額される」とのこと。

内訳は以下の通りです。

借入先 借り入れ金額 任意整理後
消費者金融A社 30万円 0円
消費者金融B社 50万円 0円
消費者金融C社 50万円 30万円
消費者金融D社 100万円 40万円
銀行系クレジットカード会社 40万円 20万円
通販系クレジットカード会社 30万円 10万円
合計 300万円 100万円

A社とB社は過払い金がありましたので借金は0円となったようです。結果は見事に200万円の減額に成功しました。田中さんは毎月5万円の返済で3年(専門家報酬も含めて)の完済計画を立てることに弁護士法人サンク総合法律事務所と合意しました。

これなら無理なく継続的に返済ができることから状況は一変し、田中さんの心にも非常にゆとりが生まれました。これも弁護士法人サンク総合法律事務所のおかげと言えるでしょう。

まとめ

任意整理の体験談をお伝えさせていただきました。

今回の任意整理では300万円の借金を200万円も減額させ無事に返済が可能な状態にすることができました。田中さんはすでに借金を完済しており子供達も無事に進学しています。

残念なことは母(祖母)は任意整理の完了から2ヶ月後に徘徊時の事故で亡くなってしまったようです。

最後に田中さんより頂いた言葉は「40歳を超え、子供の進学、親の介護と想定を上回る出費に頭を抱えている人も多いと思います。とは言え、自分が債務整理の世話になるとは思いもしないことだと思いますが、もし借金に悩まれているならば早めに専門家に相談してください。」とのことでした。

その際は、自分に合った法律事務所を見つけることが非常に重要である。と言えます。

そのため、任意整理を検討している人は「2018年版|任意整理におすすめな弁護士と司法書士事務所14選」をご参照頂き、複数の専門家を比較するようにしましょう。

あなたの借金がゼロになるかも!?

借金がいくら減額できるか無料で診断